ミノキシジル

育毛剤にある有効成分のポイント

育毛剤に含まれている有効成分は大きく4つに分けられます。
一つ目は、発毛を促進する成分。
これは、毛の付け根の部分にある毛根に深く浸透してなかなか生育が悪かった既存の毛の育毛を促します。
新たな毛の生成に役立つということではありません。
これはアデノシン育毛剤などです。

2つめは血流をよくすることによって栄養がすみずみまでいきわたり、髪質もよくしてくれるという成分です。
血流をよくするだけでなく、狭くなった血管を拡張するという血管自体に働きかけてくれる成分もあります。
これらは銀杏の葉のエキスを使っていたり、塩化カルプロニウムなどが該当します。
3つめは脱毛を主に防いでくれる成分です。
ただ育毛をするのではなく、既存で生えているものをいかに丈夫に育てて、抜けにくくするかという部分も大変重要になってきます。
脱毛は男性ホルモンが必然的に増えてくるとおこるものなので、ホルモンバランスを調節するということも大切になってきます。
よって、男性ホルモンを抑制したりする主な成分はキナエキスというものがあります。

最後に、頭皮の炎症をおさえたり、保湿をすることによって頭皮を守るという成分です。
育毛剤といっても人によって合うものと合わないものが出てきます。
よって、万人に対応できるように副作用が出ないようにする成分も必要になってくるのです。
カリウムやグリセリンがその1種です。

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